西川高弘 OEMについて No.3

今回は私が初めて商品開発をした時のお話をさせていただきます。
そこで学んだことがたくさんありました。

初めて商品開発に取り組んだ時は、自分のカラーにひたすらこだわり続けていました。
しかし、今考えてみるともう少し顧客の立場になって考えていればと思うようなことが多々あります。
その部分とはどういう部分なのか?
自分の中では「かっこいい商品」「インパクトのある商品」という点を重点的に考えて商品開発に取り組んでいました。

今になって思う部分はお客様の視点で考えた時、格好よさよりも爽やかさ、安心感、とかだったりします。

ここで重要な部分は自分が求めているものも大切ですが、第一にお客様が何を求めているかが重要な部分になってきます。
その商品を購入されるのはお客様なのです。
初めて商品開発をしたジャンルは化粧品でした。

そこの視点を少し変えるだけで後々売れる幅が大きく変わってきます。
格好よさをアピールしたい場合、例えばホームページの色合いも黒、ゴールドだったりします。

爽やかさをアピールしたい場合、白だったりベージュ柔らかい色を使うことになります。

この時点でもお客様に与えるイメージは大きく変わります。
OEMの場合ここのお客様の考えを読む力が非常に重要になってきます。

何度も言いますが商品を購入するのは自分ではなくお客様です。
いかにお客様のことを最初から最後まで考えていけるかが問題です。
商品開発が進んでいくにつれて自分のカラーが出てくるものです。これは悪いことではありません。

そこで少し顧客の立場になって考えること、これが出来るか出来ないかで後々、商品の販売が上手くいくか?のカギを握っていることは間違いの無いことだと思います。

 

お客目線で考えること