西川高弘 ODMについて No.4

今回はODM契約書のお話をしていきます。

ODMの契約書は難しく素人だと理解していくのが大変な事です。
後々のトラブルにならないために重要な書類になりますので専門家を依頼されることをお勧めします。

専門分野の方にみていただく場合はお金がかかることになります。

しかしそこをケチる事で後々取り返しのつかないトラブルに発展するケースもあります。

ODMの書類をしっかりチェックしていただける業種の方は行政書士になります。
見積もりなどをだしていただき一度チェックされることをお勧めします。

西川高弘がすすめる契約書の作成

西川高弘 ODMについて No.3

今回はODMとOEMの違いについてお話しします。

OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」または「Original Equipment Manufacturer」の略語で、委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカのことです。
ODMとは、「Original Design Manufacturing」の略語で、委託者のブランドで製品を設計・生産することをいいます。
生産コスト削減のために製品またはその部品を他の国内企業や海外企業などに委託して、販売に必要な最小限の数量の製品供給を受けることにより、委託者である企業は大きなメリットを享受できます。
2つの形態の特徴は次のとおりです。OEMやODMにより生産を計画する場合は、円滑な運営を図るため、委託者と受託者双方の権利義務を明確に規定した契約書を交わすことをお勧めします。

◎OEM
≪OEM生産≫
OEM生産では、委託者が製品の詳細設計から製作や組み立て図面にいたるまで受託者へ支給し、場合によっては技術指導も行います。技術提携や販売提携と並んで企業の経営効率を高める目的で採用されます。食品、衣料、家 電、自動車など広範囲に普及しています。
委託者のメリットは、その製品の市場導入期においてはブランドの知名度向上に役立ち、市場成長期では生産能力不足をカバーし、市場成熟期・衰退期では製品構成を維持しつつ、新商品の開発に集中することができることなどがあげられます。
また、生産のための設備投資が最少または不要となるため、資金的負担が少ないというメリットもあります。
一方、受託者のメリットは、生産余力の活用、また市場導入期においては自社技術水準の向上が見込まれ、市場成長期では量産効果の享受、市場成熟期・衰退期ではある程度の量産維持などがあげられます。
委託者にとっては生産を外部に依存するため、生産が生み出す利益は得られないというデメリットがあり ます。現実問題として、受託者が支給された製造技術や品質管理、生産ノウハウを吸収・習得し、将来委託者の競合となる可能性もあります。他方、受託者は協力工場という下位の立場に置かれますが、技術、知的財産を自社の経営に活用し、企業の成長を図る可能性もあります。
≪OEMの形態≫
一般に、技術レベルの高い製造者が低レベルの製造者を指導して行う垂直的分業であるOEMと、市場成長期以降、とりわけ市場成熟期においては同水準の技術レベルの企業間で行う水平的分業であるOEMとがあります。異なる製品による委託と受託の相互乗り入れの形態も含まれます。

◎ODM
≪ODM生産≫
ODM生産方式は、主として台湾や中国などの企業に多く見られ、製造する製品の設計から製品開発までを受託者が行います 。パソコン業界および携帯電話業界で幅広く採用されています。
受託者のなかには、マーケティングまで行い、さらに物流や販売まで複数のブランドの製品を一貫して提供する企業もあります。これは、OEMの形態が進化した結果でもあります。
さらに、受託者が製品を企画、設計、技術情報を依頼者であるパソコンメーカーへオファーする場合もあります。そのオファーに対してパソコンメーカーから修正要求があった場合も、基本的には受託者の製品企画と基本設計で製造まで全てを請け負うのが特徴です。
≪ODMの形態≫
ODMの受託者の中には、委託者のブランドの製品を製造するほか自社ブランドでもパソコンなどの製品を販売するとともに、自社ブランドのパソコン部品を他のパソコンメーカーや、ODM・OEMメー カへ販売する企業もあります。ODMにおいては、受託者の技術レベルが委託者と同水準、またはそれ以上の高い水準にあることが基本的な条件です。

この記事は貿易投資相談サイトより引用させていただきました。
非常にわかりやすく書かれていたので勉強になります。

OEM・ODMについて

西川高弘 ODMについて No.2

今回はOEMがいかに重要か?
ここの部分のお話をしていきたいと思います。

お客様の中ではOEM(商品開発)この部分を重要視される方が圧倒的に多いです。
しかし、OEMを始める時点でODMの部分もしっかりと考えていかなければ恐らく成功する確率は確実に下がります。
商品は作って終わりではなく、販売して顧客に使っていただいた時点で商品の価値が出ます。
つまり、OEM+ODMという事になります。
この2つが上手くいかなければ成功しないのです。

今まで商品開発の打ち合わせの中でいい商品を作れば必ず売れると思ってるお客様が非常に多くいることが分かりました。
いい商品はリピートに繋がります。
しかし、いい商品を広めていくにはODMの知識が必要になってきます。
大 体の場合、商品開発はOEM会社に依頼される事がほとんどだと思います。
その後、広告会社に広告を依頼されるパターンになります。

本来は商品開発をした会社が1番商品の良さ、売れる要素、他社の商品との違い
を知っているかと思います。
その後、商品開発に一切関わっていな広告会社に広告を依頼することになります。
先程もお伝えした通りOEM+ODMなのです。

私は商品開発の仕事もしてきました。
広告の仕事もしてきました。
なので、いつも不思議に感じていました。
商品の良さ、作る過程をみてない会社がどうやってうまく広告を配信していけるのか?
うたい文句、キャッチコピー、ライティングなど
あげればキリが無いほどあります。

その中で私はこのOEM+ODMの 会社を創る事になりました。
自分で商品を創って、商品を自分で広告してきたからこそわかることでした。

作る力と売る力があれば必ず売れる、成功できるという方程式を少しでも
理解した上で商品開発に取り組んでいくことをお勧めします。

西川高弘がつくったOEM+ODMの会社 DIA株式会社

西川高弘 ODMについて No.1

ODMとは「original design manufacturing」の頭文字をとった略称で、取引先のブランド名で販売される製品を開発・設計・生産することをいいます。

このODMですが、「商品力」だけではなく「マーケティング」が重要になってきます。

今の時代いい商品が売れるのではなく、売り方が上手い商品が売れている様な感じがします。

どれほどいい商品を作っても売れるとは限りません。
いい商品+マーケティングが重要になってきます。
「いつ」「どこで」「だれに」「どのようにして」販売していくかを先に決めなければなりません。

商品をどのように開発すれば話題になり広がりやすいか?
いかに広告で話題の商品にしていくか?

商品を広告で育てていかなければいけません。

インターネットが普及してスマホが誕生し、多くの広告があります。
その広告を上手く使い分 けていく必要があります。

代表的な広告を紹介します。

・リスティング広告

リスティング広告には大きく分けて商品サービスを「今」探している【顕在層】ユーザーにリーチできる検索広告と、多種多様なターゲティングからユーザーの深層心理にはたらきかける【潜在層】ディスプレイ広告があります。
商材サービスによってこれらを使い分け、掛け合わせることがリスティング広告運用において最重要となります。

・SNS広告

Twitter、Facebook、Instagram

この中でも最近人気のInstagramを紹介します。

Instagramは現在急成長を遂げており、国内の月間アクティブユーザー数も800万人を超え、今最も勢いがあるSNSと言えます。特に若年層の女性の利用率が高く、アパレルブランドやコスメブ ランドなど、女性をターゲットとする企業を中心にビジネス活用が進められています。
利用ユーザーの傾向としては、つながりはあまり求めておらず、趣味関心の強いSNSです。アクティブユーザーはTwitterを超えており、利用者の7割は女性で、35歳以下が75%以上を占めています。

・動画広告

動画広告はテキスト広告やバナー広告にはない豊富な情報伝達量・ブランディング効果により、商品・サービスの認知啓蒙力に長けています。その市場はスマートフォンやタブレットの普及などにより急速な成長を遂げ今や検索広告やディスプレイ広告を凌ぐ勢いです。

これは広告のごく一部です。

キャッチコピー1つで、新規獲得数や獲得コストが大きく変化する、と言われているのを聞いたことがあるかもしれません。
どれだけ素晴らしい商品を開発したところで、それを生かすも生かせないのも広告次第ということになります。

 

DIA株式会社社長西川高弘とビジネス戦略